ニスの反発が生み出す、高級感と手触り。
疑似エンボス印刷とは、2種類のニスの反転作用を利用して、
印刷表面に「光沢」と「ザラつき」のコントラストを生み出す特殊技術です。
金型を使う従来のエンボス加工に比べ、低コスト・短納期で実現可能。
視覚だけでなく「触覚」にも訴えかけることで、
お客様のブランドをより強固に、魅力的に引き立てます。
MACRO PHOTOGRAPHY / PSEUDO EMBOSS DETAIL
光を吸収する漆黒のマット面と、光を反射し浮き上がるグロス面。この極端なコントラストが、印刷物に「鼓動」のような生命感を与えます。ただの「平滑な紙」を、指先で感触を楽しめる「体験」へと変える。それが明和商会の疑似エンボス印刷です。
その秘密は、2種類のニスの「仲の悪さ」にあります。
通常のカラー印刷をした直後に、質感をザラザラにしたい部分だけに、特殊な「ハジキニス」を印刷します。これが後の工程で「防波堤」の役割を果たします。
その上から全面に「コーターニス」を塗布します。すると、先に塗ったハジキニスの上のコーターニスが、油と水のように反発して周囲へ逃げていきます。
光沢ニスが弾かれて表面が凸凹になった瞬間に、UV(紫外線)を照射! 逃げ出したニスの形状がそのまま固まることで、独特の「ザラ(梨地)」と「ツヤ(光沢)」の差が生まれます。
ハジキニスを印刷する。コーターニスが弾かれて表面が細かく荒れるため、マットな手触りになります。
ハジキニスを塗らない。コーターニスがそのまま平滑に固まるため、鏡のような強い光沢が出ます。
従来のエンボス加工に必要な金属版が不要。データ作成(版)のみで再現できるため、初期費用を大幅に抑えられます。
印刷と加工を1回のパスで行うインライン加工。別工程へ回すタイムラグがなく、通常印刷と変わらないスピードで出荷可能です。
微細な網点や模様の表現も得意です。写真の特定部分だけを目立たせたり、地紋のような質感を加えたりと、アイデア次第で表現は無限大です。
ロゴや社名部分を光沢にし、背景をマットにすることで、洗練されたプロフェッショナルな第一印象を与えます。
PP素材への印刷も得意な明和商会だからこそ、実用的なノベルティに高級感をプラスできます。
店頭での視認性と「触りたくなる」質感が、競合商品との差別化に大きく貢献します。
手元に置かれるツールだからこそ、「質感」の差がコミュニケーションを円滑にします。